突然の大雪で大パニック、京王線で新たな戦いが開幕!?これからの京王線の行方は
2016/02/16
今朝の突然の大雪、とてもびっくりしましたね。都内のほとんどの電車や交通路線が大幅な遅延に見舞われ、大パニックです。
なかでも、京王線が大変なことになっているとtwitter上で話題となっております。
京王線は京王戦になってる… 電車は傾いてるし喧嘩してるしヤバイ pic.twitter.com/IEtpfunKUD
— Hiromu✈︎ (@EXmumu) 2016, 1月 18
人を詰め込みすぎて、電車が傾いています・・・
いやいや、どこかの東南アジアのローカル線じゃあるまいし。
こんな状態で、電車って走れるんでしょうか??
ホームでは、遅延の苛立ちから喧嘩まで始まる始末・・・・
「京王戦開幕!」「KO戦」とは何ともうまい。笑
って、感心している場合じゃあ、ありません。
群馬県ではこんな感じでストレスなく・・・
京王線詰め込み過ぎて傾いてるらしいけど、群馬見習えよ。 pic.twitter.com/rOJiwOVy6U
— ぺんぎん (@PieroCrazy) 2016, 1月 18
って、これ群馬ちゃう!!!
どっかの東南アジアや!!
まあ、冗談はこれくらいにして、なぜ京王線が「京王戦」になるのか??
ちょっと調べてみました。
京王線は日本でトップレベルの過密路線であった
過密路線で言えば、埼玉の埼京線(通称、最強線)が有名ですが、実は京王線もそれに匹敵するくらいの激混み路線だそうです。
特急も走っている京王線ですが、日中と朝夕のラッシュ時を比較すると、何と2倍以上の時間差が生まれます。
私は京王線はほとんど使ったことがありませんが、普段使っている方はその差にとてもストレスを感じていると思います。
(ちなみに私はもう一つの過密路線、埼京線使いですw)
京王線沿いはとにかく住宅の密集地。
利用客が他路線よりも圧倒的に多いため、たびたび遅れがち。
鉄道会社も策は打っているようですが・・・・
京王線は車両が長い!
鉄道会社の想像以上の利用客の増加があった京王線。
当然、利用客が増えるたびに、鉄道会社策を考えます。
それが、本数の増加と車両の追加。
まあ、どちらもそうするしかないって感じですよね。
で、京王線の場合は車両数が遅延の大きな要因になっているとか。
京王線は10両での運行が国内でも早期に行われ、さらなる使用者数の増加に加えて本数も増やした。
その結果、、、
朝は最高速度30km/h以下でしか、走れない。
というか走らざるを得ないという状況に。
多くの乗客を効率よく運ぶためには、これしか方法がなかったんですね。
こうして、過密路線の京王線が完成しました。
開かずの踏切も生まれてしまった
過密路線化の弊害もまだあります。
開かずの踏切の出現です。
笹塚―仙川間の25か所ある踏切全てが、朝のラッシュ時には1時間に40分以上踏切が開かないんです。
これは深刻な問題ですね。
でも、ご安心を。
さすがにこれは問題だと判断した東京都などは、この開かずの踏切区間を2022年度を目標に高架化するとの見解を
本日1/18に発表しました。
正直、やっと、という感じでしょうか。
おおがかりな工事になることは間違いないので、それなりの費用と時間が掛かるのは明白ですが、もう少しピッチを上げてとりかかって欲しいものです。
これから東京に引っ越す方は、住む場所を良く考えましょう
色々と改善されていくであろう京王線問題ですが、まだまだ時間はかかる様子。
これから新社会人となる方・来年度人事異動になる方は、この春東京付近に引っ越しだという方も多いかと思います。
東京に馴染みのない方は、電車の混雑なんか気にしない人も多いかもしれませんが、これは結構大きな問題です。
あとあと、「なんでこんな満員電車でストレス溜めなきゃいけないんだ」と後悔しないように、
事前に自身で調べたり、知り合いに鉄道路線の混雑について聞くなどして満足いく家さがしをして下さいね。
東京に雪が降ることなんてそうそうないですが、早く「京王戦」終結してほしいと願うばかりです。