廃墟スポットとして有名な「奈良ドリームランド」がついに落札

先日、奈良ドリームランドの跡地が7億3千万円で落札されたそうです。
ものすごい額で落札されたと話題になっています。

そもそも奈良ドリームランドってなんだ？と思う方も多いと思います。

引用元：http://tw.silk.to/am/dreamland/www.nara-dreamland.co.jp/

奈良ドリームランドは、奈良県奈良市に存在した遊園地です。
近代遊園地の先駆けとして1961年に開園し、来園者は一時、年間160万人にも達したそう。
実は筆者は奈良県出身なのですが、ドリームランドは遠足の定番でしたね。”ドリラン”の名前で地元民に愛されていました。たくさんの楽しい乗り物があったのですが、特に巨大木製コースターが怖かった記憶があります。

 
閉園後は、廃墟スポットとして有名になり、数々の廃墟マニアが訪れているとか。

ユニバーサルスタジオジャパンが開園する前、関西には多くの遊園地がありました。奈良県内にも、近鉄あやめ池遊園地、生駒山上遊園地、そして奈良ドリームランドと3つの大きな遊園地がありました。

 
ところがUSJが始まってから一気に客足が遠のき、2004年には近鉄あやめ池遊園地が、そして2006年には今回話題となった奈良ドリームランドが閉園します。

現在まで運営している遊園地は生駒山上遊園地のみです。

 
近鉄あやめ池遊園地の跡地は早々に開拓が進み、現在は近畿大学付属小学校・幼稚園および近鉄あやめ池住宅地となっています。

奈良ドリームランドの跡地も市街化調整区域にあり、原則として学校や福祉関係といった公共性の高い建物じゃないと建設できないそうです。

今後この跡地がどのように変化していくか、楽しみですね。