マイナンバーって結局なに？私たちのメリットとは

最近よく耳にするマイナンバー・・・。

何のことかよくわからず，国民の理解なしで導入される，と報道されていますね。
実際にマイナンバーカードの通知カードが届いた方も、少なくないのではないでしょうか。ちなみに私はまだ届いていません・・・

ということで、今回はマイナンバーについて簡単に説明しようと思います。

マイナンバーカードとは，日本語に直すと、「社会保障・税番号制度」といいます。

簡潔に箇条書きでその特徴をまとめると，

○個人に割り振られる12桁の番号

○行政手続きが簡略化される

○公平，公正な社会の実現

ということがあげられます。

一つずつ見ていきましょう。

○個人に割り振られる12桁の番号

　マイナンバー制度では，国民全員に12桁の番号が割り振られます。 12桁というと，億まで番号がありますね，日本の人口が１億3千万くらいなので，ざっと全員分は作れる計算になります。 この番号は，生涯使われる番号で，変わることはありません。

○行政手続きが簡略化される

　役所などに来る国民全員に番号が割り振られることになるので，この番号を使うことによって行政手続きが簡略化されます。 たとえばいままで役所で住民票をもらおうとすると， 1.身分証明書の提示 2.本人情報を確認する 3.本人情報から住民票の情報を引き出す 4.住民票が発行される という形で発行していたものが， 1.マイナンバーの提示 2.マイナンバーから住民票の情報を引き出す 3.住民票が発行される と，マイナンバーだけで個人の登録情報が引き出せるようになり，行政手続きが簡略化されます。 つまり，役所での待ち時間が短くなるということです。

○公正，公正な社会の実現

　マイナンバーが割り振られることにより，その個人がトータルでいくら稼いで，いくらお金を使ったかがわかりやすくなります。 日本語名の「税番号」とあるように，適切に税金を徴収しよう，という制度です。 これまで脱税をしていたひとも，いくら稼いでいくら払っているかが明瞭かされれば，公正に税金を徴収されていくことになります。

というような特徴のあるマイナンバー制度。 私たち国民のメリットは，役所での待ち時間が減る，位かもしれません…。